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最終章~闇への扉 明日への鍵 蛍火のごとく、蒼い光が雨の弓から立ち昇る。 それは暗闇を溶かし、どこから差すともしれない、扉を照らす白い光と交じり合う。 まるで、スローモーションのかかった、青色の炎。 ピン!と、どこかで何か金属質のものがはぜる音がして、 巨大な一枚岩のような黄色い扉が身震いした。弓と扉が交信しているんだ。 ―――あれはこの鍵で開く唯一の扉。これはあの扉を開く唯一の鍵。――― 記憶されている信号が、扉と雨の弓の間で交わされる。 「俺は、ヘヴンからいらないといわれたけれど、消されることは無かった。 アリアも居てくれた。だけど、この島の実験体のデコイたちは? 少しでも『人間』と違う数値がでれば、地上の建物ごと焼きつくされる。 それをするのは俺と、アリアだ。もう何回滅ぼしただろう。 地下で実験を行っている新種のリーバードたちをこの際とばかりに放ってデータを取った。 つかまえて来ては俺の前に放ち、思うさま狩った。今思うと恐ろしくて震えてくる。 あの殺戮に、俺は何の疑問も持たなかったなんて。 デコイたちには自我があったのじゃなかったか? 人格があった。今の俺みたいに、大切な人も、家族も」 雨の弓から光が消え、代りに扉の割れ目に金色の光が灯った。 最初はただのペンの先でついたような光の点。 それから炎が燃え広がるように、何の模様もなかった黄色い扉の全面に複雑な紋様が現れはじめた。 俺が立っているところを中心にして。 「俺自身がそういう立場に立ってはじめて。 俺はそれを思ったんだ。嫌になるくらい気付くのがおそかったけど」 苦笑して、俺はもう元の透明に透き通っただけの弓に戻った雨の弓で 扉をコン、コンと2回叩く。 ざああっ!・・・・ むりやり音を当てるとしたらそんな感じか。 扉の全面に浮いた複雑な紋様に金の光が注がれる。中心から周囲へ。砂へ染み込む水のように。 「すごい…!」 話の深刻さも瞬間的に吹き飛んだのか、ロックが扉を仰ぐ。 その肩、胸、顔、前面が金の光に染まって、 彼の深い緑の瞳は金の光をちりばめた木洩れ日の色になった。 そのほんっとに少年少年した表情を見て、俺は思った。 …この島に来たロックマンが、こいつでよかった。おぼろげな記憶の中から、島を定期的に訪れる無表情のヘヴン職員達を思い出す。 ・・・よかった。感動を覚えることができる相手で。 苦笑しつつ、俺も紋様を仰ぎ見る。 複雑な黄金の光の線画。それはアリアの刻んだ物。 島民だったら一目でわかるだろう。これは、この島の絵だった。 おおまかな輪郭と、特徴的な一つの山。その山は俺が子供の頃から『クラウン・ガリア』って呼んでた山だ。 島の連中なら誰だってそう呼んでいる。 山頂の形が冠に似ていて、だから『クラウン(冠)』。 『ガリア』が何かは誰も知らないってのがおかしかったっけ。それから、湖だ。 手漕ぎの小船で30分もあれば一周できてしまう、池みたいな湖。 よく他のやつらと泳いだ。夏になると藻がびっしり浮いて、カエルがやかましく鳴く。 藻でべたべたになってしまうのは気持ち悪かったけど、それでも意地で遊んだのは何でだろう? 三日月の形に湾曲しているのは、唯一の浜。ロックたちの飛空船が留まっていたな。 夕日が綺麗に見える場所だから、一人で考え事したいときにはぴったりの場所なんだぜ。 それから、それから。 …俺が今思ったような詳細は、何ひとつ描いていない。 だけど…よく地上のデコイを観察していた彼女には、デコイたちにとってどこが心に残る地なのか、 分かっていたに違いない。極めて簡略化された絵に記された最低限の地形の、 そのどれにも…思い出深くない場所なんか無かった。 ・・・それとも。かつてのエンテと違って地上を歩くことを許されていたアリアは、 それらの場所を実際にこっそり歩いてみたことがあるのかもしれない。 波線と渦で示された海洋に、結界は無い。 そのかわりそこには、美しい曲線を描く七つの線。 「虹だね」 ロックが指差しながら、嬉しそうに言う。 「アリアがこの島に最初に来た時…まだ結界で覆われる前。この島で虹を見たんだってさ。 あまりに綺麗で、思わずメモリーに永久保存してしまったとか…言ってた」 俺は片手を伸ばして絵に触れた。 ぎしぎしときしる音がして、巨大な扉は内側に開いてゆく。 扉が開ききった瞬間、俺とロックはなんとなく沈黙した。 うまく言い表せないのが歯がゆいけれど、…それは予感、のようなもので胸がいっぱいになったからだ。 いい予感と悪い予感が同時に渦潮になって痛いくらいに胸のうちを締め付ける。 最終章~嵐の前 扉の向こうは暗闇に沈んでいた。 指を伸ばせばその指先から闇に染まりそうな静かな獰猛さを感じた気がして、俺は思わ ず鳥肌を立てた。 そこは、長い間幽閉されていた者の締め殺されるような苛立ちと怒りに満ちているよう な、そんな錯覚を覚えさせる。 いや、錯覚なんかじゃない。これは俺が・・・リーバードだったころ、この暗闇に抱いた 想いだ。 再沸騰してきた黒い泥のようなそれに、胸が焼けそうになる。 (懐かしくて、それなのにに恐い。じっとしていたらここに満ちる感情に染め直されてしまうかも…) はは、バカな。思い過ごし。大丈夫だ。俺は頭を振って嫌な気持ちを追い払う。 俺とロックは慎重に、でも大胆に足を踏み出した。 数歩進むと、ばたん。と背後で扉が閉まり、俺たちは目をふさがれたような暗闇に閉じ込められた。 そういえば、遺跡の内部の扉は全て自動扉。開き方もスムーズだったのに、 ここだけ前時代がかった両開きの扉とは。あらためて考えると不思議な気がした。 これもアリアの趣味だろうか。 ふぅっと周りの気温が一段下がったような感じがする。肌に当たる空気が冷たい。 前髪の一本一本にまで神経が通ってしまったんじゃないかと思うくらいに、 俺はぴりぴりと緊張していた。 必死にエンテだったころの記憶を呼び覚ます。 ・・・そうだ。明かりがあったなら右へ行く通路と左へ行く通路が目の前に伸びているはずだ。 通路の高さは20メートルほど。幅もかなりある。エンテが思う存分暴れられるためだ。 「赤は紅蓮。逆巻く炎・・・・か」 呟きながら、ロックがガチャリと特殊武器を切り替える音がした。 「ロールちゃん、リーバード反応は?」 無線の電源を示す小さな赤いランプにわずか照らし出されたロックが、前方の闇を見据えたまま言った。 すぐに暗闇に無線のランプが緑に灯り、音が鳴る。 『今のところないみたい。だけど、充分注意して!…必ず、隠れてるはず…』 緊張しているんだな。ロールの声はいくぶん低く聞こえた。 混じる雑音の合間にカタカタとキーを叩く音がする。 あのテーブルの上にあった機械類のどれかをロールが操作しているんだろう。 『グランド、なにかガードがあるみたいでマップが表示されないわ。中の様子を教えてくれる?』 俺は一歩右のほうの通路へ進み出、無言で頷いた。目の前の暗闇をにらみながら。 「この通路は先へ行くほどだんだん下っている。 下りきるとゆるやかな右カーブを描いてまたこの位置まで上り、俺たちの少し後方で×字に交差。 そして、通路はまた相似形を描く。・・・つまり、ここは∞の記号の形をした通路なんだ。 明かりは一切無く。戦いにくく、逃げられない。 あいつを倒さない限り、俺達はどこへも行けない」 ひゅ、と隣で息を飲む音がした。 「いくら何でもまっ暗闇だなんて・・・。どうやって戦えば良いのか・・・」 ロックが戸惑っている。そりゃそうだ。目隠しして戦えって言われたようなものだぜ? そういえばエンテだったときはこの闇に不自由をした覚えはない。 …どうしてだっけ。よく思い出せない。 「うん、だからロールにナビを頼むよ。精密なリーバード反応の位置を」 『・・・わたし?わかった、任せて!』 綱渡りの戦いになる。誰も無傷で帰れない戦いに! だけど、ロックならやるだろう。 あの二体のシャルクルスをいちどに葬り去った戦闘センスを、俺は忘れてない。 決意と共に握りしめた拳が少し熱かった。 「止まっててもしょうがない。歩こう」 「うん」 俺とロックは、できるだけ足音を殺しながら右手の通路を歩き始めた。 全身がびりびりするほど周囲に気を配り、暗闇を進む。もう、どこから襲ってきてもおかしくないんだ。 気をつけるに越したことはない。 (・・・・・!?) なんだ?殺気!!? 俺はいきなり刺し貫くような殺意を感じて立ち止まる。 瞬間、暗闇に真珠の粒を並べたような光列が走った。 悪寒を感じる間もなく、俺は隣りに立っていたロックの襟首を捕まえて引きずり倒す。 「うわっ!?」 なすすべも無く、ロックがひっくり返った。 その鼻先わずか1センチを鋭く何かが通り過ぎていった。 ひゅっとその動きに引き込まれた空気が動いた。覚えがある。憶えてる!! 「気をつけろ!エンテの攻撃自在突起だ。射程は最大で約10m、繰り出す時に音はしない!」 引き倒されたロックは速やかに床を転がって立ち上がり、油断無く特殊武器を構えた。 さすがはロック。と言いたいところだけど、エンテはすでに用心深く射程から逃れ去ってしまっている。 リーバード反応を捕らえることができない、ギリギリの外に退避したはずだ。 『そんなのどうやって避けるの!?』 無線がロールの悲鳴をあげる。 「勘だよ!」 『そんな!勘なんて当てにしないでよ! ・・・・・グランド、渡したバッグの中にボールが何個かあるよね?』 まいったね。俺は暗闇の中で思わず首をかしげてしまった。 勘ていうか、鋭敏な感覚・・・第六感みたいなものは ディグアウターに限らず弓漁師にも欠かせない能力なんだけど、それを『そんな』って言われたら …どう反応して良いんだろう。 ああそうだ、ボール?いつの間に! 俺はあらためて特殊武器を入れてきたバックパックを探る。 オレンジくらいの大きさのボールが3つ出てきた。自分の手の先さえ見えないまったくの暗闇なので、 色も何もわからないが、これって…? 『あった?それをエンテにぶつけるの!中は蛍光塗料だから、きっと暗闇で目印になるわ!』 (・・・・・・蛍光?) 俺とロックは気配で視線を交わしあった。 「…ロールちゃん」 ロックが低い声を出した。 それから、ロックと俺は二人同時に叫んでいた。 『意味無いよそれ!』 ザギャッ! エンテの攻撃突起が足元に突き刺さるのを無難に飛び越えて、俺は付け足した。 「ロール、蛍光ってのは反射するべき光がないと光らないんだ!」 5メートルほど離れた上空からロックの声が降る。 「うん。…ここ、なんの光も無いんだよ。自分の前髪だって見えないくらいなんだ」 スタン、と着地する音がして、ロックは暗闇を薙ぐ刃物めいたエンテの攻撃を鮮やかによけてゆく。 闇の中、複雑に響くロックのシューズの音。 目標を外し、床や壁を薙ぐエンテの攻撃突起が金に銀に火花を散らす。 俺は深く呼吸して、全身を神経の塊みたいにして気配を感じようと努力した。 空気の流れを読むんだ。エンテはあの巨体。動けば必ず空気も動く! 読みきれないことは無いはずだ。・・・読めなきゃ、死ぬだけだ。 『ロック…、グランド…。無理しないで。 必ず帰ってきて』 空中半ひねりをしてエンテの攻撃をかわしている最中に、腰の無線がそうつぶやいた。 「大丈夫。そのために俺がいる。あいつは昔の俺だ。戦いのくせなんか、全部知ってるんだ!」 タン。と地面に着地してから、俺は目立たないように、 エンテの気を引かないていどにささやいて答えた。 この言葉が…どれだけ虚しいもんかってのは… 言ってる俺が一番良くわかってる。戦いに絶対なんてないんだ。 だけど言わなければならない言葉、その瞬間っていうのがある。 俺は俺にできるせいいっぱいの言葉を言ったつもりだった。…だけど。 無線は沈黙したっきりだ。とても安心させてあげられたとは思えない。ああ、俺って不器用だよな。 女の子ひとり安心させることもできやしないとは。…しかたないか。彼女もいないし。 「待ってて、ロールちゃん。いつもみたいに」 どこか離れた所からロックの声がした。明るく、笑っているような気配だ。 声は続く。楽しげに。 「僕はいつもみたいに帰ってくる!」 『うん。…うん!わかった。ゴメン、弱気になっちゃってたみたい。 帰ったら、いつかみたいにイチゴのパイ作ってあげるから。一緒に食べよ!』 無線の声は、嬉しさにひと跳ねしたみたいに聞こえた。 俺は思わず舌打ちして苦笑い。 ディグアウターとサポートっていう慣れた関係だって部分を割り引いたって、これは…。 ロック…器用な奴め。 最終章~嵐へ 「さて、反撃…っていきたいけど、攻撃はロック。あんたにまかす!」 「えっ!?」 通路いっぱいを使って回転突進攻撃をしてきたエンテの上を、俺はジャンプで飛び越しながらそう叫んだ。 体の幅ぎりぎりを刃物状になったエンテの攻撃突起が通過していく。 対してロックの声は予想もつかない方向から聞えた。床の極めて低い方…そのあたりから声がする。 ってことは、理由はひとつしかない。 ロックは高速回転するエンテの太い胴体の間を潜り抜けているんだ。 何も見えない暗闇だってのに、なんて身体感覚だろう。 俺は内心、あらためて感心した。 こうでなくっちゃいけない。こういう力こそがきっと、この島を開放してくれる。 ごくりと口中にわいてきた唾を飲み下して、俺は続けた。 「アリアはエンテに絶対に勝てない…さっき、あの壁画の部屋で俺は言ったよな」 「うん…」 ぶわあっと空気が大量に動いて、 二人にかすりもしなかったエンテの巨体が通路の先へ勢い良くふっ飛んでいった。 …体勢をあいつが立て直すまで、すこし時間が空く。ほんの数秒か。 その隙を逃さないように。俺は息を深く吸い込んだ。 「七色の攻撃手段を踏まずに、アリアがエンテに攻撃を加えようとした場合 …アリアの全関節は強制ロックされてしまう。 その機能は、リセットしても殺せなかった。今も動いている」 「なんだって!?」 ゴアアアアアアッ! しなやかに首だけ俺たちを振り返ったエンテの口から吐かれた青白い炎が一瞬、暗闇を溶かした。 炎は予想以上に伸びて燃え上がり、その揺らめく舌が俺の間近まで伸びてきた。 あまりの熱に顔の産毛がちりちりと燃え、あわてて顔をかばった両腕に、びりっと痛みが走る。 しまった、火傷したか? そのまま燃え出した袖のあたりを無理やり引きちぎって捨て、俺は通路を奥へ走りだした。 慌ててロックが追いついてくる。 「『赤は紅蓮。逆巻く炎・橙は広がりゆく熱。四散し猛る強き爆炎・・・』」 口の中で呪文のように唱えながら、 暗闇の中、ロックは俺にもわかるようにぽんと肩を叩いて言った。 「まかせて!」 俺は無言で頷く。それから。 「頼む。七色の攻撃の、青の部分からは俺がやる。 この雨の弓による攻撃が鍵になってるんだ。緑までの攻撃がすんでようやく、 俺は攻撃に参加できる…。 大丈夫、今度こそは、足を引っ張らない」 振り返ってみて、青白い炎の余炎の中答えたのはロックの、柔らかな笑顔だった。
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true MAMAN 最終章・私の、お母さん~第一幕~ 「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」 「明けましておめでとうございます。どうぞお上がり下さい」 比呂美が6組目の来客を迎え入れる。今度の一家は理恵子の父方の叔父とその息子 夫婦で、眞一郎から見れば「大叔父」に当たる。 大叔父と比呂美は互いに初対面だが、事情は既に理恵子から聞かされているらしく、 少なくとも表情に出しては困惑しなかった。 これで合計19名、思ったよりは少ないが、全員揃った事になる。 少ない理由は、比呂美と同世代の、例えば大叔父の息子夫婦の子供などが全く来て いないせいもある。 「あの、みなさんお子さんは連れてこられないんですか?」 理恵子に訊ねると、 「お酒も入るし、もっと小さい頃なら子供同士で遊ばせる事も出来るけど、高校生に なるとね」 「でも、それなら眞一郎くんも――」 「あの子はいいのよ。二人ともここの跡取りとしてもてなし方を憶えないと」 理恵子はさりげなく、しかし重大な爆弾を落とした。比呂美が目を丸くする。 「おばさん!?」 「さ、始めましょう。大叔母さんは早いから煽られないようにね」 理恵子は少しだけ悪戯ぽく笑った。 その少し前。 眞一郎は機嫌が悪かった。 去年もそうだが、元日は家族で暮らし、2日は両親が年賀の挨拶に呼ばれ、眞一郎と 比呂美が留守番をする。つまりは2人水入らずで正月を過ごせるという事で、大いに楽 しみにしていたのである。まして受験もあってここ最近ほとんどデートもしていない。 ようするに、これが受験前に比呂美と2人だけで過ごす最後のチャンスだったわけで、 それがこんな形でご破算となってむくれていたのである。 「眞一郎、その眉間のしわ、何とかしろ。正月だぞ」 ひろしが嗜める。 「んな事言ってもさ・・・・」 「大叔父さんや大伯母さんの前でも、そんな顔してるつもりか?」 「なんで今年に限ってうちで年始の集まり開くんだよ?こっちは受験生だぜ」 「どの途勉強などせんだろう」 実も蓋もない物言いに眞一郎がますます不機嫌になる。 「比呂美だって・・・・準備で立ちっぱなしで・・・・疲れてるだろうに」 「だから、これでいいんだ。年始周りで何軒もはしごさせるより、こうして集めてしま えば紹介が一度で済む」 眞一郎がひろしを見る。ひろしの表情はほとんど変らないが、何故かこの時、眞一郎 にはひろしが悪戯ぽく笑ってるように見えた。 「親父・・・・初めから、そのつもりで・・・・?」 「比呂美がどれだけいい娘か、俺達が口で言うより、働いている姿を見せた方が早いか らな。 「男衆の相手は俺達の仕事だ。蔵は継がなくても、家を継ぐ以上はお前も振舞い方を覚 えておけ」 ひろしが眞一郎に向けて言う。 理恵子と比呂美、それにひろしの従兄弟の妻と理恵子の妹の4人で料理と配膳を進めて いく。比呂美は初参加だが、元来気の利く娘である。すぐに順応して流れに入っていく。 居間と隣の部屋の間仕切りを取った広間で待つ側も、この若い新参者に対し、特に変 わった反応をするでもなく、理恵子たちと同じように接している。 家族が増えることには慣れているのだ。特別視されない事が比呂美は嬉しかった。 途中、理恵子の妹と2人だけになる時間があった。 「大丈夫?疲れたんじゃない?」 「いえ、大丈夫です」 「比呂美ちゃん、だっけ?姉は厳しすぎたりしてない?」 当然の話だが、理恵子と比呂美の間にあった事は一切家の外に漏らしていない。理恵 子の妹の言葉は、一般論としての心配である。 「いえ、とても優しくしてもらっていますから」 「でも、最初のうちはうるさいと思わなかった?変な話、眞ちゃんと外歩くのも 駄目とか、 そんな事言われなかった?」 「・・・・本当に最初の頃だけですから」 比呂美は事実よりかなり控えめに肯定した。 「悪くは思わないであげてね。姉も、その・・・・おめでた婚で、随分言われたから・・・・」 比呂美もその話は理恵子から聞いていた。保守的な田舎町で、しかも地元でも有名 な旧家の跡継ぎの話ということで、かなり肩身の狭い思いをしたのだと。それ以来近所 の噂に異常に過敏になっていたと打ち明けてくれていた。 『だからと言ってあなたの行動まで縛る言い訳にはならないけど』 そう理恵子は詫びていた。 「うちみたいな普通の家庭の娘が、仲上の嫁に、それも、子供が出来たからって理由で でしょう?かなりひどい事言われてね。正直に言うと、私まで悪く言われて、暫らくお 姉ちゃんが嫌いになったくらいよ」 「・・・・そうだったんですか」 「でも、お姉ちゃんはもっと辛かったんでしょうね。好きな人との間に出来た命なのに、 ある事ない事言われて・・・・奥さん、あ、眞ちゃんのお祖母ちゃんね、あの人が味方してく れなかったら、耐えられなかったかもしれない」 その話も理恵子から聞いた。本人を前に構わず噂話をする近所の人に、義母はつかつか と近づいていき、 『私の娘に不満があるなら、私にお言いなさい』 と一喝した、という話である。 「ところで比呂美ちゃん、姉の事はどう呼んでいるの?」 「え?あの、おばさん、ですけど」 「今度、『おかあさん』て、呼んでみたらどうかしら?」 「え?」 「遅かれ早かれ眞ちゃんと一緒になるんでしょう?姉が今日仲上に皆を呼んだのも、比呂 美ちゃんを紹介するためなんだろうし、もうお義母さんでもいいんじゃないかしら」 比呂美は赤面した。朋与や他の友人からもからかい半分に言われる事もあるが、親類― ―に、なる予定の人物――から言われるのは重みが違う。 「そうですね・・・・そう呼べるようになりたいです」 微妙な言い回しに理恵子の妹は少し怪訝な表情をしたが、すぐに笑顔になり、 「お願いね」 とだけ言った。 宴は賑やかなものだった。 仲上家を入れれば23人が一堂に会するのである。まとまりも何もあったものではない。 ひろしも一世代上の親戚に囲まれてはいつもの厳格さを保ってはいられず、「ひろちゃ ん」「ひろ坊」と子ども扱いされている。さらに酒が進んで口が滑らかになっていくと、 理恵子や眞一郎が何度も聞かされているひろしの幼少時の話を、新たな家族に吹き込むの だった。 「比呂美ちゃん知ってるかい?こいつ泳げないんだぜ。3つの時初めて海で遊んで、波に 足取られて膝までしかない所で溺れてさ、以来水が怖くてしょうがないんだよ」 「二つのこと同時に出来ない男でな、大学の時だっけ?研究室とアパート往復する生活で 飯抜き過ぎてアパートで倒れたって話。理恵子さんが見つけなかったら、あのまま餓死し てたんじゃないか」 「おじさん、そんな昔の話は・・・・」 「今更照れるな、みんな知ってることだろう」 正確に言えば、その時ひろしを発見したのは理恵子ではない。もっとも、理恵子は訂正 する気はとっくにない。本当の発見者の娘は今行儀よく耳を傾けている。 その一方では、ひろしの伯母が、 「ところで理恵子さん、この煮つけ少し味が変わったようだけど?」 「ええ、少しですけど。お口に合わなかったでしょうか?」 伯母は不満とも満足とも言わず、 「ここの味は、新しい嫁が来るとその家の味になるねえ」 とだけ言った。 「ひろしもこれで一安心だな。眞一郎もいい嫁さん見つけたし、後は家継いでくれりゃ孫 の面倒見ながら隠居生活だ」 ひろしの従兄弟の言葉に、眞一郎と比呂美が同時にジュースをこぼす。 「孫が生まれたら、また樽酒が出てくるのかねえ」 「眞一郎が生まれた時の兄貴は凄かったからな」 「三日三晩家の前で振舞い続けたんだっけ?知ってる人も知らない人も関係なく」 周りが勝手に盛り上がっていく中で、眞一郎と比呂美は赤くなって小さくなっていく。 そんな中、ひろしは冷静に 「眞一郎は酒蔵は継がないから、まだまだ隠居は出来ませんよ。それに、比呂美は眞 一郎には関係なく、うちの娘ですから」 と応じる。理恵子と、比呂美は、それぞれにハッとしてひろしを見る。 「そうだ、眞ちゃん美大受けるんだっけ?まあ、絵描きなら兼業しながら続けていく事も出 来るし、ラベルのデザインでも幾らでも協力できるだろ。問題ない、問題ない」 客人には2人の一瞬の動揺は気づかれる事もなく、宴の雰囲気の中で明るく流れていった。 来客が皆帰る頃には、時間もかなり遅くなっていた。 「片付けは明日やりましょう。今日はうちに泊まっていきなさい。お布団用意するから」 「いえ、帰れますから」 「でも、眞ちゃんもう起きそうにないから・・・・」 眞一郎は、あの後、大叔父に酒を注がれ、断りきれずに飲んでしまった。30分後には 撃沈し、親戚一同を嘆かせていた・・・・。 「・・・・そうですね。それでは、お言葉に甘えます」 「それじゃあ支度してくるから、今日は早く寝なさい。あまり食べてなかったし、疲れてる のでしょう?」 「ありがとうございます。私、お風呂沸かしてきます」 そう言って比呂美は浴室に向かった。 確かに少し気分が悪い。酒の匂いに当てられたのか、物を食べる気にならなかった。 宴自体は楽しかった。親戚は皆優しく、昔からの家族のように接してくれた。ひろしか ら娘と紹介されたのも嬉しかった。今まで漠然と「仲上家に嫁ぐ」と考えていたが、仲上家 の娘というのは、より家族として強く結びついている気がして、それが比呂美には嬉し かった。 風呂に湯を張り、暫らく眺める。そろそろ戻ろうと思ったとき、胃が暴れる感覚が襲って きた。 洗面所の蛇口を開き、吐きながらも洗い流していく。口をゆすぎ、鏡に映った自分を見る。 「まさか、そんな・・・・」 この2ヶ月、自分の身に起きていた変調を、比呂美は今まで考えないようにしていた。 常に注意していたし、眞一郎も気を遣ってくれていた。しかし――。 誰にも言っちゃいけない。 まだそうと決まったわけではない。思い違いだって十分ありうる。 センター試験も目前に迫っている。今こんな話で動揺させてはいけない。眞一郎の将来が掛 かっている。自分の事で煩わせてはいけない。 比呂美はそう決心した。 了 ノート このタイミングでの妊娠は当初からの予定通りです 同世代の遠縁を招いていないのは比呂美を印象付ける為、台所を手伝うのが全て外様の人達なのはその方が比呂美に 教えやすいからです true MAMAN 最終章・私の、お母さん~第三幕~
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TRICK3 本作品の放送当時のタイトルは『TRICK』ですが、1作目の『TRICK』と区別するためにこのように呼称しています。 毎週木曜21 00~21 54(EX) 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区) 【表組】 # サブタイトル 放送日 視聴率 01 密室の謎 言霊で人を操る男 2003/10/16 17.8% 02 言霊で人を操る男…解決編 2003/10/23 16.7% 03 不可能犯罪の謎~瞬間移動の女 2003/10/30 13.9% 04 スリットに潜む罠~瞬間移動の謎解決編 2003/11/06 13.9% 05 新展開!…絶対死なない老人ホームの謎 2003/11/13 15.5% 06 絶対に死なない老人ホームの謎〜解決編 2003/11/20 17.0% 07 死を呼ぶ駄洒落歌~旧家の呪いに潜む謎 2003/11/27 15.9% 08 死を招く駄洒落歌の謎~解決編 2003/12/04 14.6% 09 ~最終章~ 念で物を生み出す女 2003/12/11 17.3% 10 解かれた封印~霊能力の真実 2003/12/18 13.6% 平均視聴率 15.62% 最高視聴率 17.8% #01…2003/10/16放送 最低視聴率 13.6% #10…2003/12/18放送 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る
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登録日:2014/08/28 Thu 17 14 49 更新日:2023/02/23 Thu 19 20 48NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DM アウトレイジ アウトレイジMAX エグザイル・クリーチャー エピソード3 クライマックス・ドロン・ゴー ゴッドメタ デュエマ デュエル・マスターズ ドラゴン・サーガ プロモーション・カード 最終章 カツエンド 火文明 火文明のクリーチャー 超全集E3付録 パンドラスペースからの侵略ではじまった物語は一旦の終焉を迎え、物語はまったく別の世界に移っていく。 概要 最終章 カツエンドとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。 デュエル・マスターズ 超全集E3付録にて収録。 背景ストーリーを反映して、ゴッドのメタカードなっており、G・リンクを解除し破壊する能力を所持する。 スペック 最終章(ファイナル・エピソード) カツエンド P 火文明 (8) エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 8000 クライマックス・ドロン・ゴー:自分の、コスト7以上の火のエグザイル・クリーチャーが破壊された時、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 自分の他の、名前に《最終章 カツエンド》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、無限の数のゴッドのリンクを外す。その後、相手のゴッドを無限の数破壊する。 W・ブレイカー コスト7以上の火エグザイル・クリーチャーに対応したクライマックス・ドロン・ゴーを持っており、通常のドロン・ゴーよりも格段に出しやすいのは魅力。 さらにcipでゴッドを全破壊する能力も持ち合わせているので、劣勢した局面をたった1枚でひっくり返すことも可能。 ご丁寧にリンクしているゴッドですら無条件で引き離し破壊する徹底したゴッドメタ能力を所持しており、ゴッドデッキからしてみれば鬼のような強さを誇る。 この能力を使われたゴッドデッキのデュエリストは涙を流しても良い。 三体リンク状態で、バトルゾーンから離れなくなる《無法神類 G・イズモ》 《地神エメラルド・ファラオ》を中心にリンクした五元神 G・リンクすると選ばれなくなるペガサス&レオパルド など一旦リンクするとほぼ無敵となるゴッドですら漏れなく破壊される。 ゴッドの天敵であり、対ゴッドメタとしては救世主とも呼べる能力を持っている。 一方でその極端な能力があだとなり、デッキへの投入を見送られることもしばしば。 当然、相手がゴッドデッキを使わない場合はただの準バニラと化し、複数投入も現実的ではない以上、デッキ枠を割いてまで投入すべきかは逡巡される。 カツエンドのみならず、こういった特定の種族または文明メタのクリーチャーには永遠の課題とも言え、単純にカードの能力だけで判断できず、ゲーム環境を読むこともまた重要な要素となってくる。 しかし、ゴッドデッキが環境の一角を占めるような事態はあまりなく、遭遇する機会もあまり考えられない以上、やはり投入を見送られることが多いカードである。 (もちろんゴッド自体は弱いわけではなくDMの種族の中では相当強力な部類なのだが、環境の高速化、流行りなどを考慮すると一歩距離を置く種族であるようだ。) 総じて単純なゴッドメタとして使うには安定性に欠ける。 なので、エグザイル・クリーチャーの専売特許である《クライマックス・ドロン・ゴー》に重きを置いた捉え方をするのが鍵と言えるかもしれない。 前述したように、ドロン・ゴ―のトリガー元は充実しているのでコスト面に関してはあまり心配する必要はない。 《無敵剣 カツキングMAX》が破壊された場合は、大量展開も夢ではなく、 《無法伝説 カツマスター》《神撃の カツドン DASH》《絶頂神話 カツムゲン》の3体も、このクリーチャーと同時に展開できる。 もちろん手札に4体もの特定のカードを揃えるのは至難の業ではあるが、他文明のカードに助けを求めることで決して現実離れした芸当ではない。 成功すればまさに「圧巻」の一言。 「カツキング」のさらなるドロン・ゴ―先として1枚忍ばせておくのも粋な計らいである。 このように、ゴッドを狙い撃ちする性能を持つカツエンド。 当たり外れが大きい準バニラと捉えるか、クライマックス・ドロン・ゴー候補と捉えるかはプレイヤー次第。 目指すべきデッキ像と相談しながら投入を検討してみるといいだろう。 関連カード 無(アウト)敵(ロー)剣(カリバー) カツキングMAX P 火/自然文明 (8) エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 8000 マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー8000以下のクリーチャーを1体破壊する。 自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。 W・ブレイカー ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《無》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 自分の他の、名前に《無敵》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。 DMD-13で登場した火/自然のアウトレイジMAX。 cipで8000火力と、マナゾーンからクリーチャーを召喚できる能力、そしてドロン・ゴーを持つハイスペックなエグザイル・クリーチャー。 カツキングMAXが破壊されれば、カツマスターを始めカツドンの花形エグザイル・クリーチャーへとドロン・ゴ―できる。 無(アウト)法(レイジ)伝説(ビクトリー) カツマスター ≡V≡ 火文明 (12) エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 15000 スピードアタッカー このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを、コストの合計がその3枚のコストの合計以下になるように好きな枚数選び、破壊する。 T・ブレイカー ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《無》または《法》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい 自分の他の、名前に《無法》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない DMR-11で登場した火のアウトレイジMAX。 アタックトリガーで山札の上から3枚を墓地に置き、そのコストの合計値分の割り振りコスト火力を放つ。 上記のカツキングMAXのドロン・ゴ―先。またカツエンドのドロン・ゴ―元ともなる。 神撃の(ゴッド・イーター) カツドン DASH(ダッシュ) UC 火文明 (7) エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 5000 クライマックス・ドロン・ゴー:自分のエグザイル・クリーチャーが破壊された時、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 自分の他の、名前に《神撃のカツドン DASH》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。 スピードアタッカー このクリーチャーが破壊された時、すべてのゴッドのリンクを外す。 DMR-12で登場した火のアウトレイジMAX。 非常に汎用性の高いクライマックス・ドロン・ゴーとスピードアタッカー、そしてゴッドメタ能力を持つ。 カツエンドのドロン・ゴ―元。 また、カツドンDASHとカツエンドには、G・リンクを外せるという共通点が存在する。 絶頂神話(クライマックス) カツムゲン ≡V≡ 火文明 (9) エグザイル・クリーチャー:アウトレイジOMG 13000+ クライマックス・ドロン・ゴー:自分の、コスト7以上の火のエグザイル・クリーチャーが破壊された時、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 自分の他の、名前に《絶頂神話 カツムゲン》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。 相手のカードがシールドゾーンに加えられた時またはシールドゾーンを離れた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。 ゴッドとバトル中、このクリーチャーは無限のパワーを得る。 T・ブレイカー DMR-12で登場した火のアウトレイジOMG。 クライマックス・ドロン・ゴー、条件つきのバトル誘発能力(強制)、そしてゴッドメタ能力を持つ。 カツエンドと同様のクライマックス・ドロン・ゴーを所持しいる。 カツキングMAXのドロン・ゴ―先。カツエンドのドロン・ゴ―元。 補足 ■マーク 時期としてはエピソード3終盤のカードである。 しかし右下のシンボルは「DS」となっており、次のシリーズである『ドラゴン・サーガ』のマークが先行登場した形となった。 アニヲタの集いでのアニヲタWikiではじまった追記・修正は一旦の終焉を迎え、Wiki篭りはアニヲタWiki(仮)に移っていく。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 憎むべきゴッド絶対殺すマン。 この豚?熊?は死んでヨミに謝れ。 -- 名無しさん (2014-08-28 19 28 57) まさにカツ・エンドゥーン -- 名無しさん (2014-08-28 20 30 42) カツオワタ -- 名無しさん (2014-08-29 03 51 45) イラストのインパクトがドデカイやつ -- 名無しさん (2014-08-29 09 40 55) そこまで強いわけじゃないんだよねえ いや、ドロン・ゴーデッキの救世主だと思うけど -- 名無しさん (2014-08-29 16 47 25) デュエマで最も名前が最も長いエグザイルが出たからこれも悪くなく思えてくる。しかし攻めて相手の種族を変更できるカードでも出てきてくれたら…… -- 名無しさん (2016-02-05 16 15 13) なんだ、カツエンドってタイトルだからまたカツ・コバヤシが何かやらかしたのかと思ったよ -- 名無しさん (2019-05-01 11 01 26) 名前 コメント
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XD1-3 ギャラルホルン編_最終章 概要 ふたりの正体:ミーナとベアトリーチェ 余談 サブタイトル一覧 +あらすじ 世界蛇―― ウロボロス―― 遂に迎える最終決戦。 舞台は、響たちの住む世界 これまで並行世界を巡り手にした絆を武器に、 世界蛇との最後の戦いが開始される 「ギャラルホルン編 最終章」 九つの旋律は希望の歌となり、世界に響き渡る 概要 実装日シーン1~5:2019/12/23 18 00 シーン6~10:2019/12/27 17 00 シーン11~15:2020/1/1 0 00 XD2 ギャラルホルン編_第2章の続編となるXDクエスト。時系列的には最低でもEV79 裏切りの独奏曲の後。ツクヨミギアとミョルニルギアが登場する。ツクヨミギアは、完全聖遺物八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)とギアのシュルシャガナを同時起動したもの。パワーアップを願えば即出力が上昇する等、不可思議な能力を持つ。 ミョルニルギアは、完全聖遺物ミョルニルとギアのガングニールを同時起動したもの。世界蛇への特効がある。 エネミーはXD2よりも大幅に強化されておりかなり手こずる。最低でも1枚は高コストカードを上限解放できていないと辛いだろう。 このクエスト初出の新規BGMが多い。 これまでのXDクエストと異なり、超覚醒ゲージポイントの獲得量が150から50に下がっている。 ふたりの正体:ミーナとベアトリーチェ ミーナ彼女の正体は打倒世界蛇のために造られた人形である。ミョルニルを扱えるよう調整されており、XD2において難なく起動を成功させたのもこれによる。 彼女を作製したマスターと呼ばれる人物は既に故人らしい。 永い永い時を戦い続けてきたようだが、具体的な稼働年月は明らかにされていない。 ベアトリーチェXD1においてフィーネだと語ったが、実際は世界蛇が吸収した各世界の悪意の塊。とある世界においてオリジナルのベアトリーチェがフィーネに覚醒し、その後世界蛇に触れたことで両者の魂が消滅、現在のベアトリーチェが形成されたらしい。 その誕生過程は世界蛇の母と言うより子であるが、世界蛇誕生の原因となったのが世界の悪意であるという考えから、世界蛇の母を自称しているのだろう。 オリジナルが具体的にどの時代の人間だったのかは明らかにされていない。 余談 シーン15にはある『特別な演出』が仕込まれており、実装時点では回想では見られない1度きりのものとなっていた。回想で見た場合、この演出中のセリフなどは丸々カットされており通常演出による補完も無い。その後の更新により特殊な演出も見られるように修正された。EV99 唄いつなぐ小さな魔法でも同様の演出が仕込まれていたため、これに合わせての修正だと思われる。 サブタイトル一覧 +... XD3-1 世界に響く歌声 XD3-2 激戦・前編 XD3-3 激戦・中編 XD3-4 激戦・後編 XD3-5 S.O.N.G.襲撃 XD3-6 ミーナの真実 XD3-7 それぞれの戦い XD3-8 ミーナとミョルニル XD3-9 崩壊への足音 XD3-10 9つの希望 XD3-11 ナインホープ作戦・前編 XD3-12 ナインホープ作戦・後編 XD3-13 崩壊 XD3-14 絆 XD3-15 UNLIMITED BEAT XDクエスト ギャラルホルン編 ギャラルホルン編_最終章 ツクヨミギア ミョルニルギア
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32. 名無し募集中。。。 2009/09/08(火) 01 03 31.01 0 「佐紀ちゃん!見て!」 「なにー?」 部屋でゴロゴロしていると、愛理が興奮した声であたしを呼んだ。 愛理がかざしてる携帯を見ると、そこには寄り添って笑うみやと梨沙子ちゃんが写っていた。 「仲直りできたんだ!よかったあ」 ったく、世話が焼けるカップルなんだからと毒づきながらも本音は凄く嬉しかった。 悩んでる友達を見てるのは辛いし、愛理も梨沙子ちゃんをすごい心配してたから。 「りーちゃん、幸せそうだなあ」 「あはは、確かに。二人とも顔緩みすぎ」 ちょっと遅めのバースデーパーティーでもしてるのかな? ・・・いや、これは宿題やってるのかな? どっちか分かんないけど、みやも梨沙子ちゃんに負けないぐらい幸せそうな顔をしていた。 そして愛理も、写メを見ながら幸せそうな顔をしていた。 33. 名無し募集中。。。 2009/09/08(火) 01 06 13.65 0 今回のことで、梨沙子ちゃんを悲しませただけじゃなく愛理まで泣かせたから 本当はみやに文句の一つでも言ってやろうと思ってたけど まあよく考えたらあたしが愛理と出会えたのはみやのおかげでもあるし プラマイゼロってことで今回は許してあげる。 「佐紀ちゃん、ハチ観に行こう♪」 「よしっ!行こうか」 みやを羨ましいって妬んだ時期もあった。 劣等感に押しつぶされそうになった時もあった。 でも、そんな過去も今じゃいい思い出だよ。 だって、こんな素敵な彼女に出会えたんだもん。 あたしはみやにはなれない。 だけどあたしはあたしのやり方で、あたしのペースで、 愛理のこの手を、これからも握って歩いて行くよ。 ・・・そうだ。熊井ちゃんにメールしとかなきゃ! 「やっとフェスの打ち上げが盛大に出来るよ」って、ね♪
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【FC・PS】ロックマン3 このタイトルは現在5つの記録方法が存在しています。 【FC】ゲームクリア 記録はゲームスタートからワイリーが土下座するシーンの音楽が止まるまで ラッシュによる壁抜け禁止? でもなぜかブルーススキップだけ・・・ 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 35 22 2011/03/13 蛍火 今なら一桁まではいける No.2 36 41 2008/08/03 VipQuality @反省会/先生2ターン(´・ω・`) No.3 37 13 2009/07/08 ゆっくり gdgd悔しい・・・(`;ω;´) No.4 37 17 2008/12/04 イカ 黄色1ターンとか出来ません(^q^) No.5 37 31 2007/06/20 29 イエローデビルorz No.6 38 06 2009/12/15 hk 終盤gdgd No.7 38 40 2008/09/28 車輪 1ティウン+前半gdgd/発売日記念TA No.8 38 51 2009/07/01 ツンデレワイリー ノーティウン黄2ターン gdgd No.9 38 58 2008/01/05 m9(^Д^)プギャー 連射おいしいです>< No.10 39 15 2008/07/27 DRP 通販有り No.11 39 18 2014/02/02 山猫 2014年はこのゲームが流行る No.12 39 20 2008/12/14 580 おもすれー( ^ω^) No.13 39 46 2007/07/03 肩型 お久しぶりです No.14 40 18 2007/11/22 ぷー ノーティウンktkr No.15 41 39 2008/07/27 が茶 内乱レース No.16 43 08 2008/09/28 ましあす 発売日記念レース No.17 43 27 2007/06/30 名無しTAビギナー 43分台突入 No.18 45 08 2009/09/06 あうあ 3回がめおヴぇr! No.19 45 12 2007/06/10 gameO @レースです No.20 46 51 2007/10/11 UI 裏忍者にて4ティウン No.21 48 10 2006/12/21 そそくさ No.22 56 38 2007/06/15 トラさん 2回がめおヴぇら\(^o^)/ No.23 1 13 14 2007/01/12 ソルスティサー ウッドマン強いよね 【FC】バスター縛りクリア 記録はゲームスタートからワイリーが土下座するシーンの音楽が止まるまで 壁抜け禁止(ブルーススキップは可) ラッシュ使用時以外常にバスター 特殊武器は必須になる場合のみ使用可(裏スパークステージ等) γはSH+TOorSNで(ラッシュ禁止) E缶(失笑) 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 49 15 2008/02/22 tkyk ドクロウッド?ああ中ボスね No.2 57 02 2009/03/07 蛍火 3ガメ、まだE缶無いと無理 【PS】ゲームクリア (オリジナルモード・難易度&速度ふつう) 記録はゲームスタートからワイリーが土下座するシーンの音楽が止まるまで ラッシュによる壁抜け禁止? でもなぜかブルーススキップだけ・・・ 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 47 07 2007/11/17 ツンデレワイリー 参考記録 【PS】ゲームクリア (ナビモード・難易度&速度ふつう) 記録はゲームスタートからワイリーが土下座するシーンの音楽が止まるまで ラッシュによる壁抜け禁止? でもなぜかブルーススキップだけ・・ 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 40 31 2008/02/07 ツンデレワイリー 参考記録 【PS】ボスアタック オールクリア ゲーム内のタイマーの記録をタイムアタックの記録とする 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 1 33"47 2008/01/15 ツンデレワイリー 参考記録 【FC】シャドーマン22体 記録はゲームスタートから、シャドーマンを22体倒した後の武器ゲット画面まで 「シャドー面選ぶ>武器入手画面になったらリセット」を22セット ラッシュによる壁抜け禁止? 順位 タイム 日付 配信者名 その他一言 No.1 46 03 2018/02/22 VipQuality 穴で攻めれば45分切れる・・? No.2 54 19 2012/02/22 gameO 忍者の日だから22体 誰得TA No.3 59 48 2011/02/26 580 来年は50分切りたい
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最終章 夢、叶えし後 -神室町- 夕方まで時間をつぶす・アジトで主人公の変更ができる、各都市でやり残した事があれば済ませておこう 準備が出来たらニューセレナで時間を進めて最終決戦に向かう 二手に分かれての行動になる桐生、秋山・黒澤一派と戦闘後に金井と戦闘 ↓冴島、品田・黒澤一派を倒しながら奥へと進む ↓冴島・真島と戦闘(金剛の気位とチャージ攻撃で割と楽に勝てる) ↓品田・馬場と戦闘(背後から□△◯に繋げると楽) ↓桐生、秋山・黒澤一派と戦闘 ↓秋山・金井と戦闘(かなり強敵なので注意) ↓桐生・奥へと進みBOSS戦 最終部終了
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vsハダー 光主体先制デッキ。基本ジュエル光の素フォーメーション ハダーの素早さが40なのでワースオブゴッドで瞬殺されても泣かない。 その他のエレムも素早さが高いので先制されがち。 ハダー挟んでネカコ2体同時配置まで。ハダーはどうしても先制したい所存。 「ハダーを制した者が試合を制する」 (光)天空の神ハダー 72/40/10 (光)ワースオブゴッド 40 全味方待機エレムの素早さ-1。 (無)マンドルラ 30 全相手待機エレムに3のダメージ。 SPSkill 常時(待機中/召喚中) 他のエレムからの即死・変身効果を無効化する。 その他使用エレム (光)ホワイトナイト 52/36/4 (光)レプラコーン 22/40/3 (光)ワルキューレ 69/42/8 (光)風の女王イーシャ 54/35/5 (光)サンダバじゃない先制鳥 (火)恐竜みたいなドラゴン (森)グリーンドラゴン 82/33/7 (森)ガイア 74/37/8 (森)グリーンモノリス 20/35/2 (闇)ネカコドール 9/34/3 暫定デッキリスト ノーマル 光 ネカコドール 天空の神ハダー ネカコドール 神龍 ノーマル 光 サーヤドール 天空の神ハダー ネカコドール 神龍 ノーマル 光 サーヤドール 天空の神ハダー サーヤドール 神龍 セパレーション 光 天空の神ハダー 神龍 フレイムナイト アクアナイト ノーマル 光 レプラコーン 天空の神ハダー ホワイトナイト ワルキューレ ノーマル 光 ルビーナイト サンダーバード サファイアナイト ゴールドモノリス 天空の神ハダー ゴールドモノリス ノーマル 光 ガイア 天空の神ハダー 風の女王イーシャ グリーンモノリス トライアングル 光 レッドドラゴン ゼブラスライム グリーンドラゴン 天空の神ハダー